ずいぶんと久しぶりの更新になります。
このブログの存在自体すっかり忘れてしまっていました。
なんで記事を書こうと思ったかというと、
母との関係に悩んでいるからです。
ギャンブル依存症の夫
これの一つ前の記事で、実家の母との折り合いが悪いと書きました。
その理由について書いていこうと思います。
2019年、私は悩んでいました。
1年前に結婚したばかりの夫のギャンブル依存症に。
付き合っている時から、していないと言っていたギャンブルを日常的にしていた。
私がご飯を作って待っているのに、残業と嘘をついてパチンコに行っていた。
負けを取り返そうとお金を注ぎ込み、借金までしていた。
ひどく傷ついたけど、依存症専門の病院に行くよう促して、やり直そうとした。
でもどうしたらいいのか分からなくて、色んな人に相談しました。
みんな、「離婚したほうがいい」と言った。
でも実の母だけは反対した。
私は物心つく前に両親が離婚しています。
シングルマザーの母親と2人で暮らしてきて、私が9歳の時に母は不倫相手の子を産みました。
その後別の男と再婚、現在は再婚相手と母、妹で家を建てて暮らしています。
母はお金のことで散々苦労してきた。それは分かっているつもりでした。
当時A型事業所でなけなしのお金を稼いで、経済的に夫に頼りきりで暮らしていた私が離婚するのが心配だったのでしょう。
その気持ちは理解できます。
しかし、ギャンブルでお金を使い込んでしまう夫と一緒に居て、果たして経済的に苦労せずいられるのでしょうか。
結果、私は離婚することを選びました。
夫は泣いて「離婚したくない」と言いました。
でも私にはもう夫への気持ちは残っていなかった。
助けてくれなかった母
離婚後、仕事は探すとして家はどうするのか。
夫は2人で生活していたアパートに住み続けると言います。
私は実家に帰りたいと母に言いました。
その時言われたことを完結にまとめると、
「ここはあなたの家じゃない。
(単身赴任中の再婚相手)にも聞かないといけないし…
うちで面倒見るのは無理」
以上です。
帰る家がなくなった私は絶望しました。
死のうと思いました。
死ぬのが当時の私にできる最大の親孝行なのだと思いました。
家族のLINEグループも抜けて、母に送りました。
「迷惑をかけてしまってごめんなさい。
今後も最低限の迷惑はかけてしまうかもしれないけど、もう大丈夫。
さようなら」
ここで言っている「最低限の迷惑」とは、もちろん葬式のことです。
奨学金は私が死ねば返済は免除されるので、その点で家族に迷惑をかけることはないと思いました。
詳細は省きますが、なんやかんやあって私は別の人と再婚し、現在は仕事はできないながらも、幸せに暮らしています。
今母との関係はどうなのかというと、程よい距離を保っています。
でも本当は許せない。
人生で一番辛い時に、一番助けてほしかった人が助けてくれなかったことは、私の人生に大きな傷を残しました。
母のことは大好きです。愛してほしい。大切にしてほしい。
だからこそ傷付いたし、許せない。
絶縁?
本当は絶縁したい気持ちでいっぱいです。
縁を完全に切ってしまえば、きっと楽になれる。
そうしないのは、母を利用したいからです。
もし私に子どもが生まれたら?
精神障害を抱えながら、夫と2人だけで世話ができるのか?
実の母が助けてくれるなら、きっと子育ては格段に楽になるでしょう。
そのことを考えると、縁を切れないのです。
ずるいですよね。
ちなみに私は多嚢胞性卵巣といって、不妊の体質です。
子どもを望むなら不妊治療が必要になるでしょう。
もう30歳ですが、子どもは今望んでいません。
でも今書いていて気付いた。
人生で一番助けてほしかった時に手を差し伸べてくれなかった母が助けてくれるわけがない。
そうですよね。
やっぱり絶縁するべきなのかな。
楽になりたいよ。